【連載】映画と私たち「斎藤先生と映画の批評」(ふじやまままこ)その8

対談する人

ふじやまままこ
60年代前半に東京で生まれる。広告会社、新聞社、出版社などを経てライターに。斎藤先生とは18歳くらいの時に一度会う。その後30代後半で再会。ウツや発達障害を抱えつつ、なんとなく生きている。

 

斎藤先生と映画の批評

なんか渋谷の映画館で、誰が見るんだろうこれ、みたいな映画のトークショーに何回か呼ばれたことがあって、ほんと、うらさびれてるよね。そのまま坂を上がってくと神泉駅の方に行くあのエリア。

―あー、ユーロスペースとか入った?キノハウス。

そうかも。それほど高くない映画を買い付けて、上映するのがミニシアターで。関西でも大きな都市でしかやらない作品。そういう映画配給会社みてると、その会社の人たちどうやって食っていくのかなって思う。

― 映画館で上映した、してないは、その後にDVDを出すときや今だったら配信かな、そっちに売れる値段が違うらしいです。いい作品買うのは1社だと難しいから、2社で買ったり、DVD販売の会社とかと組むことも多いみたいです。大変ですよね、小さな配給会社は。そういう会社のおかげで世界中の映画が見られるんですけどね。

私に原稿やコメントを頼んでくるのは、大体そういう小さいとこが多いから、映画が好きな人が多いんじゃない。

―映画が好きで仕事にかかわりたい人は多いですよね。見る人よりも撮りたい人が多いという話も聞くし。

大変なんだね~。でさ六本木ヒルズの映画館がね、エンパイアみたいなんだよ。階段が多くて多くて。

― そういえば階段が大きいですね。東京映画祭の会場とかにもなるからかな。

あんな大きい映画館のてっぺんの方に劇場があるだろ。全部で6館ぐらいあって。

― まさにシネコンですよね。

そこで慌てたのは、カードでチケット買おうと思ったら機械では使えなかった。よっぽどいいカードじゃないとダメみたいで。違うカードを使ったらこっちもダメで。

― あ、機械に拒否されたってことですね。電子マネーしか使えないとかですかね。マイレージカード入れる箇所とかもあるし、最近、発券機が複雑になってますよね。

うん、最新式のカードじゃないと受け付けないんだ。ふだん現金は使わないのに、 しょうがないから現金で。チケット買うのも汗かいちゃう。最後に現金がどうしても機械に入らないんで、カウンターで聞いてさ、なんかお札を縦に入れるか横に入れるか間違えたみたい。

― あー、札を縦に入れる購入機ありますよね。入れるところがいくつもあって、あれ慣れないと戸惑います。

でも久しぶりに映画館に観に行った。年に1~2度しか行かないから。やっぱり映画館で見る映画っていいね。

― 迫力が違いますよね。お忙しいのに観に行ってくださってありがとうございます。

うん、PCで見るのとは全然違うね。